一座建立

 寒かったり暖かくなったりと気温の変化が激しく、コロナウイルスやインフルエンザが心配な時期ですが、そんな不安をふきとばすかのような子どもたちの元気な声に、励まされる毎日です。
 そんな中ではありますが、昨日は三年ぶりに、年長児によりお茶会が開催されました。お茶会は初めての経験で、少し緊張気味の子どもたちでしたが、自分に納得がいくまでゆっくりと茶筅を振って、個性豊かなお抹茶が出来上がりました。その、心のこもった丁寧に点てたお抹茶を笑顔で眺めながら、ゆっくりと頂いている保護者の皆様の柔和なお顔を見て、ふと、一座建立の言葉が頭に浮かびました。招いた者と招かれたお客の心が通じ合うと、とても心地よい空間が生まれ、相手を思いやる気持ちが自然と表れる、ということです。
 またそれは、このお茶会のみならず、日頃の園生活において、温かく見守ってくださっているご家族の方々と、そしてそれに応えようとする子どもたちの姿が折々に見受けられ、良い空気、良い空間がおのずとできあがることがわかります。
 子どもたちとお家の方々、そして園と、お互いに共鳴できるこの気持ちを大切に、残りの2ヶ月を大切に過ごしていきたいと思います。
【理事長 結城 由里子】(令和5年1月)

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