為せば、成る

 秋を通り越して、いきなり冬到来といったような気温差で、体調が優れない子どもたちが多くみられます。園の方でも、うがい・手洗いといった基本的な感染予防に加えて、部屋の消毒や加湿器等で、空気の乾燥を防いで感染防止に努めていこうと思います。
 さて、先週は年長児のサファリごっこ、年少児は七五三、そして今週は年中児のお店屋さんごっこ、など子どもたちの様子をお家の方にみていただいております。
 先日も、年長児の体操教室にYちゃんのお母さんが参観に来てくれておりました。体操教室は跳び箱を行い、Yちゃんも何度も跳び箱にチャレンジしていました。自由遊びなったとき、いきなりYちゃんがお母さんの手を引いて、鉄棒へと向かいました。Yちゃんは、おもむろに鉄棒に手をかけて、ゆっくりと逆上がりをしました。
 私は、運動会の時期に、仲の良いお友だちがくるくると器用に逆上がりをしている姿を、ちょっぴり羨ましそうに見ていたYちゃんを知っています。あれからひと月ほどで、逆上がりをマスターしたYちゃん。感動とともにびっくりしている私に、Yちゃんのお母さんが「鉄棒で遊んでいるときに、逆上がりができているお友だちから刺激を受けて、YouTubeを見ながら、ずっと練習していたんですよ。」と、嬉しそうに話してくれました。そうか、あのときの悔しかった気持ちをバネにして、頑張ってきたYちゃんなんだ。逆上がりが出来たときは、どんなにうれしかったことでしょう。
 Yちゃんが、子どもたちの大きな大きな可能性を身をもって教えてくれました。
【理事長 結城 由里子】(令和5年12月)

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