虫のこえ
| 秋晴れが続く今、子どもたちは連日、園外保育へでかけています。宇宙組さんは公園へドングリ拾い、年少さんは七瀬公園、年中さんはラクテンチ、年長さんはアフリカンサファリへと園バスに乗ってそれぞれが出かけます。 中でもラクテンチ遠足の年中さんは、朝からあいにくの雨模様でした。雨合羽での出発となりましたが、荷物を下ろしたころには雨もあがり、ゆっくりと見学ができました。ウサギ、ニワトリ、ヒヨコなどの小動物へのエサやりに加えて、もうかなりご年配のテナガザルのキナコちゃんとチョコ君の愉快な動きに満喫して、昼食となります。 昼食会場の広場への道すがら、Y君が、黄緑色の葉っぱに、保護色となっているウマオイを見つけました。「せんせい、ビニール袋貸して」と急いで走り寄るY君。虫かごを持っていなかったのでとっさにビニール袋へ空気を入れて、ウマオイのお部屋にしました。それからY君たち数名の男の子が、次々と虫たちをみつけ、あっという間に袋に6匹!傍にいても気づかないほどの虫たちを、いとも簡単に見つけ出す子どもたちの感性に感心しました。帰り際、何度も袋の中を確認して虫たちを大切に持っていたY君。 さて、いよいよバスに乗り込むその瞬間、「せんせい、あそこにバッタが!」確かに、柱のてっぺんに静かにとまっているバッタが!子どもたちには、私たちには気づけない、虫たちのささやきが聴こえているのかもしれません。 |
| 【理事長 結城 由里子】(令和5年11月) |
