日日是好日
| 2020年、新しい年を迎えました。冬休みを終えた子どもたちは、久しぶりに会えたお友だちや先生との再会を喜び、歓声をあげ、園庭で元気に遊んでいます。友だちと走り回り、同じ行動をすることで思いを共有したり、冬休みの間練習した縄跳びを使って長縄をしたり、とても満足そうな子どもたちの姿に三学期への期待が高まります。 このように迎えた新学期ですが、先日役員さん主催のバザーが盛会に行われました。今年新しく試みた復興寄付への物品もかなりの注文があり、改めて皆様のご協力にこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。こちらは近いうちにご寄付をさせていただき、また詳細をご報告申し上げます。 さて、恒例となりましたバザーのお茶会ですが、今年もお家の方の前でそれぞれが個性あふれるお茶を年長児が点(た)ててくれました。 日々の茶道教室では、お茶の点て方の細かいことを教えたりせず、「おいしくなれ、おいしくなれ」と茶筅(ちゃせん)を早く動かすことと、相手を思いやる心のみ伝えております。そのような茶道教室のある日、H君が、「三日月がみえるよ」というのです。H君は、お友だちが点ててくれた茶碗の中に浮かんだ泡の形を、月と見立てて「三日月」と表現しました。これには私もびっくりしました。なぜなら、流派によっては「お茶を三日月がみえるように点てる」とあるからです。子どもたちの豊かな感性と、古(いにしえ)の茶人との心が繋がっているようで感心することしきりです。 このような素晴らしい感性を持ちえた子どもたちと残り三か月、ますます実りある幼稚園生活が送れますよう、努めていきたいと切に思うのです。 |
| 【結城 由里子】(令和2年2月) |
