成長 ~育ちあう~
| 先週行われました恒例のバザーも保護者の皆様の運営で盛会に終えることが出来ました。ありがとうございました。 そのバザーですが、一層盛り上がりをみせてくれるのが年長児によるお茶会です。この日は年中、年長と2年間に渡って続けてきました茶道教室の集大成となります。子どもたちから、「ぼくたちもお茶を点てたい!」という声が上がり、昨年からお菓子とお茶のお運びのみではなく、茶碗と茶筅をのせたお盆でお運びして、保護者の方の目の前でお茶を点てることに成功しました。 お湯のはいった茶碗と収まりの悪い茶筅を運ぶことはちょっとした集中力が必要です。何度か失敗を繰り返していましたが、「どうしたらこぼれないように運べるのかな?」と投げ掛けると、「まっすぐに歩く」「ゆっくり歩く」「茶筅は横にして持つ(寝かせる)」など、様々な創意工夫の意見がでました。お盆にのせた茶碗がこぼれないように背筋をまっすぐに伸ばし、その凜とした美しいたたずまいは、日ごろ元気よく走り回っている子どもたちとはまた違った感動をもたせてくれました。また、園では三学期にもなりますと、年長児に限らず他学年の子どもたちもとても落ち着きを見せてくれます。園での決まり事やお約束を自分なりに理解して、順番を守る、ゆずりあう等、生活する上でのルールを「どうしたらいいか」と考える力が確実に育ってまいりました。 入園したてのころ、トイレを済ませてそのまま走り去る子どもたちに「どうしたら次の人が履きやすくなるかな?」と問いかけると、スリッパをそろえるという答えに行きついたようで振り返ってそろえていた子どもたちを思い出します。 子どもたち自身が、お友だちを意識して楽しく遊ぶための規則を作り、トラブルがあれど自分たちで解決できているその姿は、4月のころには見ることができなかった各階の、今や整然と並べられたトイレのスリッパが物語っています。 |
| 【結城 由里子】(平成31年1月) |
お湯のはいった茶碗と収まりの悪い茶筅を運ぶことはちょっとした集中力が必要です。何度か失敗を繰り返していましたが、「どうしたらこぼれないように運べるのかな?」と投げ掛けると、「まっすぐに歩く」「ゆっくり歩く」「茶筅は横にして持つ(寝かせる)」など、様々な創意工夫の意見がでました。お盆にのせた茶碗がこぼれないように背筋をまっすぐに伸ばし、その凜とした美しいたたずまいは、日ごろ元気よく走り回っている子どもたちとはまた違った感動をもたせてくれました。
